法圓寺

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第289回

令和元年8月1日

いのちの歌

「いのちの歌」

 竹内まりやさんの歌う「いのちの歌」という曲を、先日テレビで視聴させていただきました。メロディーも温かいですし、歌詞も有り難いなあと感じさせていただきました。歌詞を書かれた方は「Miyabi」さんとなっていますが、実際は竹内まりやさんのことです。次のような歌詞です。

生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも たいせつな宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影
二人で歌えば 懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならをする時が来るけれど
命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと そのすべてにありがとう
この命にありがとう

めぐり遇えた奇跡

 私たちは、人生に絶望すると、どうして生まれてきたのだろう、何のために生まれてきたのだろうと思うことがあります。しかし、その問いの答えには、なかなかたどり着くことはできません。でもそんな時に、大切な方のことを思い出すと、その方にめぐり遇えた奇跡に感謝したくなり、やっぱり生まれてきてよかったと思うのはないでしょうか?

継がれてゆくいのち

 また、いつかは誰でも、この人生に別れを告げて、お浄土へと旅立っていかなくてはなりません。「死んだら終わりだ」という人がおられますが、私はそうは思いません。その方が言ってくれた事や、してくれた事は、その方が亡くなっても、私たちの記憶にいつまでも残り、私たちを支えてくれるのではないでしょうか?いのちは継がれてゆくのです。
 そのことに気づかされる時に、元気な時には気づかなかった足下のお陰さまに目が開かれます。亡くなられた方に対して、すべてのことを心から感謝し、すべてのことを心からお詫びすることができるのではないでしょうか?竹内まりやさんの「いのちの歌」に、そんな事を感じさせていただきました。

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