真宗佛光寺派 湖山 法圓寺

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法圓寺テレホン法話 第269回(平成30年1月作成)

「おかげさま」

明けましておめでとうございます。お正月にある方から寺報をいただきました。そこに上所重助(かみところ じゅうすけ)様の「おかげさま」という詩が掲載されていました。

夏が来ると「冬がいい」と言う   冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い   痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い   暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う

借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる   金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが   上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか   静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか

親のおかげ 先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて 得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう

「俺が」、「俺が」を捨てて 「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい

この詩を読んで、本当にその通りだなあと思いました。わがままで調子のいい自分の事を言い当てられたような気がしました。本当にこの詩の後半のようにみんなが生きられたら、世の中は明るくなるかもしれません。しかし、自分にそれができるでしょうか?そのことが問われます。そんな立派な人間になれない私たちのために、阿弥陀仏はお念仏申し、お浄土を願えとお勧めくださっているのではないでしょうか。「俺が、俺が」の私たちをまず救いたいというのが阿弥陀仏の願いなのです。「おかげさまで」と思えない私は、お念仏を称えて、お浄土を願って生きるしか道はないようです。

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